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キャスト連載インタビュー

第13回 柊 ナナ役・大久保瑠美&犬飼ミチル役・中原麻衣

ついに、最終回の放送が終わりました。ミチルが能力を使ってナナを助けて命を落とすという衝撃的な終わり方でしたね。

大久保:
原作を読ませていただいたあと、ここがラストシーンですと聞いたとき、狙ってくるなぁと思いました。
中原:
オーディションを受けるときから、ミチルは亡くなるキャラクターだと聞いていたんですね。ただ、どんな形になるかわからなかったので、アニメの台本をいただいたとき、「ここまでやってもらえるのか」という気持ちでした。もちろん、死にたくはないですけど、ちゃんと終わりを描いてもらえるのは嬉しかったですね。

大久保さんから見たミチルの印象は?

大久保:
かわいい子だなと思いましたが、良くも悪くも少し目立たない印象があったんです。でも、お話が進むにつれて、どこまでも純粋なところが見えてきて。この作品にとっては、ただただ癒やしだなと強く感じました。『無能なナナ』という作品は、裏を読んだり悪いことを考えたりしている人が大半なんですよね。でも、ミチルは本当に純粋に他人を思いやることができる。彼女こそが島で一番異質なんじゃないかと思えるくらい、ほかの生徒とは決定的に違うなと思うようになりました。

ミチル役が中原さんだと知ったときは?

大久保:
ナナとミチルの立場を考えると、ミチルを担当される方は私よりも芸歴が短い方かなと思っていたんです。だから、中原さんだとうかがったときは、声はもちろんピッタリですが、まさか、と。でも、アフレコを進めるうちに、ナナがミチルを守っているように見えて、実はミチルがナナを守っているんだと感じるようになって。ミチルのほうがナナよりも大人だから、中原さんなんだと理解できました。
中原:
ミチルちゃんは、ナナのことももちろん大好きで大切だけど、誰に対してもそうありたいと思っているんですよね。みんなを助けたいと強く思っているから、そう見えるのかもしれません。

中原さんから見たナナの印象は?

中原:
最初は怖い子だなと思いました。でも、彼女の行動が大人からの指示だということがわかると、被害者でもあるかわいそうな子なんじゃないかと思うようになりました。彼女がやっていることは、端から見たらすごく悪いことですが、彼女なりの正義で、彼女はそれを貫いているだけなんですよね。ですから、悪と言い切れないな、正義との線引きが難しいなと思いながらナナをみていました。瑠美ちゃんの演技は、もちろん素晴らしかったです!
大久保:
好き~!(笑)
中原:
瑠美ちゃんのかわいらしい部分や勇ましさ、かっこよさは知っていたんですが、クールで淡々としたキャラクターをあまり見たことがなかったんですね。どういう風に演じるのかなと思っていたら、こう来たかと。監督や音響監督さんともたくさんディスカッションをしていて、努力家な面を見ることができました。
大久保:
私、今、人生で一番幸せかもしれない! 今年一番嬉しいです!!
中原:
私もそう言ってもらえると嬉しいよ(笑)。
大久保:
私、中原さんのことなら長文で語れるくらい好きなんです。初めてお会いしたのがデビュー2年目くらいのときで、そのあと、別の作品でもご一緒して。タイミングが合わずに挨拶ができなかったことを気にしていたら、その後、さらに別の現場でお会いしてもすごくやさしくしてくださって。後半のナナからミチルへの信頼感は、私の中にある中原さんへの信頼をそのまま出せると思いました。本当に大好きです。

ちなみに、中原さんは大久保さんから挨拶されなかった記憶は……?

中原:
ないんですよ(笑)。
大久保:
7~8年前の話ですけど、ずっと後悔していたので、ここで初めて解消できました!

ナナとミチルは、後半特に親しくなっていきます。ほかの生徒を前にしたときと、演じ方に違いはありましたか?

大久保:
私は、基本的に同じでした。明確に違うのはキョウヤやジンに対したときくらいですね。ただ、第12話のミチルが高熱を出して寝込んでしまい、目が覚めたときの泣きそうな笑顔のシーンからは明確に変わりました。ミチルが目を覚ましたことへの安堵と、過去の話を聞いたという2段階で人間性に惹かれていくところを出せたかなと思います。
中原:
私も後半から少し違いが出た感じですね。ナナが葛藤をするようになり、ミチルに冷たくなっていくあたりでは、「ナナしゃん、どうして? 今までやさしかったのに」みたいな気持ちで演じていました。ナナにとっても転機になるシーンだと思うので、私自身、演じていてとても好きだなと思っていました。

先ほどミチルのほうが大人だという話がありましたが、実は芯が強いのはミチルのほうですよね。

中原:
そうですね。本当の強さを持っているんだと思います。彼女の芯の強さが、あの純粋でまっすぐなところを作っている。普通、あの島に行ったら、疑心暗鬼で黒くなっていっちゃうと思うんですよ。

第6話のナナに写真を差し出すシーンは、疑いがないからこその行動でしたよね。

大久保:
あのシーンは、演じていてすごく楽しかったです。
中原:
私は怖かったよ~。
大久保:
「もし少しでも写真を隠そうとしたら殺す」って考えているナナに、ミチルが写真を差し出してくるんですよね。でも、その直後「いずれ殺す」って。結局殺すのかって思いましたけど(笑)。

全13話を通して印象に残っているシーンやセリフは?

中原:
私、担任の先生が好きなんです。台本を読むとごく普通の先生なんですが、髙坂(篤志)さんが面白くキャラクターを作られていて。しゃべるたびに気の毒になりますし、毎回動向が気になっていました。
大久保:
第10話のキョウヤに半泣きで「僕、先生だよ!」というシーンは私も好きです(笑)。私はキョウヤの口調が好きですね。少年らしいしゃべり方をすることもあれば、古風なこともあって。不老不死が理由なのかもしれませんが、その定まらない感じが好きなんです。それから、第9話のジンの「人を化かす程度の能力で血みどろのサイキックウォーを生き残れたはずもあるまい?」というセリフ。あのセリフを聞いたときは、かなりきつかったんです。キョウヤとの対決は半分くらいはなんとかなると思って演じていたんですが、さすがに本気でダメかもと思うシーンで。そういう意味でも記憶に残っています。

ナナとミチルのシーンで印象に残っているところは?

大久保:
第12話です。お風呂場で倒れたミチルを助けるとき、「今はまずい……まずいはずだ」って言うんですね。最初、力強く演じたら監督と音響監督さんから「迷いを乗せてほしい」とディレクションをいただいて。迷いはあるけれど、ミチルを助けたいほうに傾いてしまうという葛藤を乗せてほしいと。こんなにもミチルを大事に思い始めているんだというのが明確にわかるシーンだったので、すごく印象に残っています。
中原:
私はやっぱり最後のシーンですね。自分の命をかけてでも助けたい、守りたいと思う相手って、自分の子供くらいじゃないかと思うんですよ。でも、ミチルはナナに対してそう思えた。純粋ですごくきれいなシーンだなと思いましたし、一番好きなシーンでもあります。
大久保:
亡くなったあとのミチルの笑顔をみて、私、テストのときに大泣きしました。穏やかな笑顔を浮かべたミチルにエンディングを乗せて終わらせるなんて、スタッフのみなさんは恐ろしいです!
中原:
瑠美ちゃんはテストのときから本意気でやっていたから、私もテストのときから悲しくなっていたんですよ。本番ももちろん素晴らしかったので、悲しくて悲しくて。でも、ナナしゃんを守れてよかったなって思っていました。
大久保:
でも、死んじゃイヤですよ~!

アフレコの思い出を教えてください。

大久保:
中原さんにお芝居に関する質問をよくさせていただきました。私、怒るお芝居の迫力がないことにちょっと悩んでいたんです。中原さんの怒るお芝居がすごく好きだったので、一度聞いてみたいなと思っていて。そうしたら、「私、本当に怒っても怖いんだよ」とおっしゃって。「怒られたい~」って思いました(笑)。

中原さんから何かアドバイスはありましたか?

大久保:
「瑠美ちゃんは、本気で怒ったら沈まない?」って聞かれました。私、怒ると黙っちゃうんですね。それを伝えたら、表に出したほうがお芝居につながるよと言っていただいて。長く、いろんな作品でいろんなキャラクターをされている先輩の話って、なかなか直で聞くことが難しかったりもするので、こんな話ができたのがすごく嬉しかったです。
中原:
瑠美ちゃんは我を忘れて怒ったりしない印象があったんですよね。
大久保:
でも、中原さんもそんな印象ですよ?
中原:
私、ワンちゃんを飼っているから、怒るときはめちゃくちゃ怒るんですよ。ちゃんと怒ってあげないとわかってくれないっていう生活を10年続けると、怒れるようになるみたい。私はアフレコで記憶に残っていることというと、第1話の茶番かな(笑)。
大久保:
下野紘さんという有名なキャストさんを使って、主役を勘違いさせるという……。
中原:
今だから言える話ですよね(笑)。

アニメは最終回を迎えましたが、謎はたくさん残っていますよね。

中原:
まだ序章ですよね。ナナはここから変わっていくので、アニメの続きを作ってほしいと個人的に思っています。
大久保:
続きをやるときには、1話に1回はミチルのことを思い出したいです! もちろん、新規の映像で。中原さんにも毎週スタジオに来ていただきたい! ミニアニメにも登場してもらって、ずっとミチルとラブラブしていたいです。物語としては、中原さんがおっしゃるように序章ですし、ナナが大切なものに気づくという壮大なプロローグが描かれたところだと思います。ミチルがいなくなったあと、ナナがどうなっていくのか。ぜひ、原作を熟読いただき、アニメも何回も見直していただけたらと思います。


第13回 柊 ナナ役・大久保瑠美

原作を最初に読んだ時の印象をお聞かせください。

1話のラストは「そっちかー!」と、一読者としてびっくりしました。 通常のミステリーの定番である犯人探しではなく、犯人側の視点でいかに探偵役(この場合キョウヤですね)に暴かれないかという新鮮なストーリー運びにワクワクしました。 個人的にもミステリーやサスペンスが大好きなので、続きが気になって一気読みしましたね。

演じるナナについての印象を教えてください。また、共感できるところ、違うところを教えてください。

とにかくナナは裏表が激しくて掴みづらい…難しそうなキャラクターだな、というのが第一印象です。なので、決まった時はびっくりしました。 実際とても難しくて、自分の中で芝居を固めるのにもかなり四苦八苦しました。 でも大変な分愛着が湧いたせいで、辛いところや痛いところを同じように感じてしまってアフレコ後の疲れもすごかったです…。ほんと、難産な可愛い子でした! 私も割と頭の回転は速い方で、あれこれ考えて動いたりするので、そういったところは似ているかと思います。あと、仕事とプライベートのオンオフもしっかりスイッチがあるタイプなので、そこも似ているかもしれませんね。 似ていないところは、パッと思いつかないので、案外ないのかも…?

演じられているナナは、1話ではヒロインポジションとして登場しました。本人曰く「空気の読めない」キャラクターでしたが、その段階では特にどういった点にポイントを置いて演じられましたか?

1話目だけは、ナナオくん視点なので、あくまでも可愛いヒロインを心がけました。あえて怪しくしている台詞以外は可愛く明るく、なにを考えているのか分からない子に映るよう心がけましたね。 最後のシーンも含めて1話はとにかく「謎」って印象を持たれるようにしていました。


後半、ナナが島の生徒たちを殺しに来た存在だと明らかにしたシーンはとてもインパクトがありました。態度を豹変させるところでは、どんなことを意識して演じられましたか?

ナナは表裏がはっきりあるので、猫をかぶっている時とのメリハリを気をつけてはいました。 ただ、あくまでも1人の人間が二面性を持っているだけなので、全くの別人ではないんだってことも意識してはいました。 あとは、快楽殺人者ではなく使命のための任務なので、あくまでも淡々と冷静にこなすよう心がけましたね。 その反面キョウヤと頭脳戦を繰り広げるシーンは、押され気味な時も多いので、彼にだけは少し熱くなっても良いかなとは思っていました。


監督や音響監督からのディレクションで印象に残っていることがありましたらお聞かせください。

監督からは1話の最後のシーンの時に「ナナは殺人鬼じゃないから、任務だから」と言われました。私も同じことを考えてはいましたが、監督に改めて言われるとストンときましたね。 スタッフチームとのナナというキャラクターの解釈一致がちゃんとできた瞬間だとも思っています。 音響監督からは、やはりこれも1話の時に「ナナの二面性は変わりすぎても困るけど変わらなさすぎても困る。でも大久保さんできるでしょ?」って言われて信頼されて嬉しい反面、プレッシャーがすごかったです(笑) でもお2人からはそのくらいで、その後の話数は割と任せてもらえましたね。

監督のお話では、7話で「人間は呼吸をしないとしゃべり続けられないんです」とおっしゃったくらいにセリフが多かったそうですが、ほかの話数でもとにかくナナはセリフが多かった印象です。セリフ回しでの苦労などはありましたか?

ありましたね〜!めくってもめくっても自分の台詞しかない台本を見た時は「ヒェッ」って声に出ました(笑) 台詞が多いのは楽しくて好きなのですが、表裏の台詞が交互に来た時に息継ぎの間がなくて困ることはありました。 あとはモノローグの尺が短すぎて5行ぐらいノンストップで喋らなければならなかった時は流石に監督に交渉したりしましたね。 早い段階のアフレコだったこともあり、融通をきかせてもらったシーンもありますし、私がものすごくがんばったシーンもあります(笑)

ナナオやツネキチ、ユウカらに冷酷な表情を見せる一方、ミチルに対しては食堂でご飯を食べたり、ミチルが倒れかけたときには動揺したりと、どんどん感情が豊かになっていった印象があります。その演じ方の変化はどのように考えて臨みましたか?

私の中でナナは、実はとても愛情深い子のイメージなんですよね。冷酷なのは本性ではなく、任務だからそう徹しているだけで、ミチルちゃんを受け入れていく過程で、変わっていくというよりは、本当の愛情深くて優しいナナが少しずつ戻ってくる…そんなイメージで演じていました。 でも本当の優しいナナが戻ってくれば戻ってくるほど、任務と友情との板挟みで、苦しい気持ちもありました。


また、12話ではナナに「指導」をしたという鶴岡の存在も明らかになりました。13話で電話に向かってお辞儀をしたりする姿を見るに、ナナにとってはとても重要な存在のようです。彼に対して話す際の演技のポイントを教えてください。

鶴岡さんはナナにとって、逆らうことのできない絶対的な存在であり、上官でもあるので、軍人らしくハキハキと、しっかり応えるよう意識しました。 あの短いシーンの中に、緊張と畏怖と尊敬、そして「ミチルちゃんを助けることによって鶴岡さんを裏切っているかもしれない恐怖」を混ぜなければならなかったので、私もかなりドキドキしながら演じました。 私にとって藤原啓治さんとご一緒できた最後の作品でもあったので、とても印象深いシーンです。


「無能」であるナナが能力者に立ち向かうシーンで、特に印象的だった映像を教えていただければと思います。

映像なら3話の燃え上がる小屋をバックにキョウヤを見上げるシーンが音楽も相まってダントツで印象深いです。キョウヤに負けた悔しさが今でも忘れられません…アフレコもオンエアも本当に悔しかった…! あと個人的にツネキチ戦はかなり楽しかったです。未来を予知できるツネキチをどう欺き倒すのか、ワクワクしました!まさか自撮りとは…! 私もナナと同じで未来は変えられる派なのですが、結局ツネキチの予知した未来って最後まで全部当たるんですよね…。 「どうあがいても未来は変わらず、写真の通りになるのだな」という台詞を言っている時、ナナはとんでもない化け物たちを相手にしているのではないか、と改めて思いました。 能力者たちが人類の敵と認識されてしまうのも少しわかるような…複雑な気持ちです。


物語は13話以降も続きますが、大久保さん個人としてはナナにどんな未来を迎えてほしいですか?

先程も言いましたが、私はナナを本当は愛情深い子だと思っています。 ミチルちゃんと出会ったことによって優しいナナに戻れば戻るほど、今までしてきたことや、任務を続けるのか辞めるのか、誰が敵で誰が味方なのか…誰を信じたらいいのか、その全てに悩むことになると思います。 だからこそ誰かの命令や人類の為なんかではなく、「ナナ自身がこれからどうしたいのか」が、しっかり見据えられるよう祈っています。 願わくばその時、ナナのそばに信じられる誰かがいてくれますように。


今、改めて感じる『無能なナナ』という作品の魅力とは?

個性的なキャラクター、何度でも私たちの想像を裏切ってくれるストーリー、ドキドキハラハラな容赦のない展開、とにかく魅力は沢山あります。でも私はアニメの最終話からがこの作品の本当のスタートだと思っています。 ナナという女の子が本当の意味で、自分の意志で歩き始められるのはここからです。 今でも十分面白いのに、ここから更に魅力が増してしまうなんて…すごい作品に関わらせて頂いたなと改めて思います。 そんな新しい一歩を踏み出すナナを、またいつか演じさせてもらえる日が来ることを願っています。

最後に、このインタビューを読んでくださっている皆さんへメッセージをお願いします。

無能なナナ、最後までお付き合い頂きありがとうございました! 私は漫画を読んでいる時もアフレコの時もアニメのオンエアの時も、全て楽しかったです。 皆さんにも楽しんで貰えていたら幸いです。 ナナの物語はまだ始まったばかりですし、原作もまだまだ続いています。 これからのナナやキョウヤ、ジンたちの活躍を是非とも応援してあげてください。 そしていつか、またナナを演じる機会がありますように。ナナに出会えて良かったです。 作品に関わる全ての方、そして応援してくださった皆さん、改めて本当にありがとうございました!



第13回 鶴見川レンタロウ役・山谷祥生

原作を最初に読んだときの印象をお聞かせください。

なにも疑わずに異能力バトル物かと思って読んでいたらとんでもない展開になったので、こんな形で裏切られるかぁと驚いたと同時に嬉しくもなりました。清々しいくらい完全に良い意味で裏切られたので。

演じるレンタロウついて、子分Cとして登場した頃の印象を教えてください。

始めはいわゆるモブとしての登場だったので、キャラの個性をというよりは作中での役割を考えて演じました。


13話でレンタロウという名前、そして「キレイなものを貶めたい」と考えるような存在だとわかったときの感想を教えてください。

どんな人物かというのは原作を読んで、監督からも話を聞いて知ってはいたのですが、その回の台本を読んで改めて「ヤバいやつだなぁ」と思いました。

レンタロウに共感できるところ、違うところを教えてください。

だいぶ違うかもしれないし、少し近いのかもしれませんが、何か自分にとって特別なものをあえて傷付けたい、失いたい…と思う気持ちは、わからなくはないです。


レンタロウは、子分Cのときは、モグオを慕っているそぶりを見せたり、リュウジをかっこいいと褒めたりする素朴な面がありつつ、裏ではキレイなものを傷つけたがる残虐な面もありました。そんな彼の二面性を演じるにあたり、心がけたこと、意識されたことを教えてください。 また監督や音響監督からのディレクションで印象に残っていることはありますか?

演じる上では前半の登場シーンと物語が進んでからの登場とで大きく違った印象を与えられたらいいなとは思っていましたが、彼自身その素朴さと残虐性の二面性について深く考えているわけではないので、普通ではない異常も至極当たり前のこととして純粋に演じられるように気をつけました。


もし、レンタロウと同じ「幽体離脱できる能力」が突然発現したら、ご自身はどうすると思いますか? また、作中で登場する能力の中で、使ってみたいと思うものがありましたらお聞かせください。

とりあえずどの高度まで飛べるのか上を目指してみたいです。行ければ宇宙まで。何か1つ能力をという話だと、瞬間移動できる能力がほしいです。散歩感覚で、月2くらいでオーロラを見に行きたい。

レンタロウの正体を見破ったナナと、犯行を邪魔したキョウヤに、今何かひと言伝えるとしたら?

既に犠牲者は出ちゃってますが、1期のうちに暴いてくれてありがとうと。クラスメイトが減っていくのは、理由はどうあれ悲しいですよね。


今、改めて感じる『無能なナナ』という作品の魅力とは?

タイトルを初めて知った時に、これはどういう意味なんだろうと思いながら読み進めていくうちにその意味を理解し、そんなナナが与えられた使命と実際に見て触れて感じて芽生えた想いに翻弄され葛藤し最後にどんな答えを出すのか、目が離せない予想を裏切る展開が一つ見所なのかなと思い読ませてもらっています。

最後に、このインタビューを読んでくださっている皆さんへメッセージをお願いします

既に原作で先を知っているファンの方も多くいらっしゃると思いますが、是非アニメでもこの先のお話を見たいなと思っています。レンタロウの出番云々はひとまず置いておきまして、この先をアニメでも描けるよう引き続きの応援を何卒宜しくお願い致します。

キャスト連載インタビュー

第12回 柊 ナナ役・大久保瑠美&小野寺キョウヤ役・中村悠一

放送もついに第12話まで来ました。これまでで一番印象に残っているエピソードは?

大久保:
第3話でキョウヤが「不老不死」だとわかるシーンです。本作は、モノローグや心理描写に重きを置くために、作中であまり劇伴がかからないんですね。でも、キョウヤの能力が明らかになるシーンだけは、すごく大きくて怖いBGMがかかっていて。仁王立ちをしたキョウヤを、ナナが見上げるシーンもかっこよくて印象に残っています。ナナとして見ても、あそこから苦悩が始まる感じだったので、好きなシーンですね。
中村:
作品全体だと、第8話のギャルがスマホでケンカをしていたところですね。あのシーンの少し前くらいから、ナナが自分がやっていることが本当に正しいのかどうか、自分で実際に見た島の能力者と、委員会から聞かされていた姿との違いに少しずつ揺れ始めていくので、印象的でした。

第9話以降は、ジンも登場して、さらにいろいろな感情が入り交じっていきますよね。

中村:
ミチルちゃんがずっといい子で描かれてきていたので、突然怖いトーンで話し始めたときはビックリしました。やっぱり悪いヤツだったのか、と思ったら実はその正体はジンで。伏線の張り方が見事ですよね。僕も、最初に原作を読んだときは、まんまとやられました。

お互いのキャラクターに対しては、どんな印象がありましたか?

中村:
ナナって、どちらかというと悪者として描かれていますよね。ただ、早いうちからどういう考えで動いているのか、何をしたいのかがわかるので、応援もしたくなる。でも、やっていることは人殺しだし、応援していいのかな……みたいなところもあって。後半になると自分のやっていることに揺れ動いたりもしますし、すごく繊細なキャラクターだと思いました。
大久保:
ナナが主人公である以上、キョウヤはどうしてもライバルか敵みたいな立ち位置になりますが、ちょっと天然なところもあってそれが憎めないのかなと思います。それに、キョウヤはナナを犯人だと決めつけているわけではないんですよね。石井リュウジの殺人のときには、別に犯人がいるんじゃないかと考えて動いている。そういうフラットなところがあるので、どうしても嫌いになれないタイプですね。

ナナとキョウヤは対等にやり合える関係であるからこそ、互いをほかのクラスメートよりは違った目で見ている感じもします。

大久保:
信用はしているんだと思います。この人になら任せてもいいだろうと。
中村:
キョウヤは悪者ではないですからね。
大久保:
そうなんですよね。リュウジの件でもナナに相談をしてくれるので、相棒になったらすごく合うんじゃないかと思うんです。
中村:
冷静で能力もあるクレバーな人物だというところは認めていそうだよね。だから意見を聞きたいんだと思う。ほかのクラスメートが、おバカ過ぎるから(笑)。
大久保:
みんなおバカだから、ナナの殺人もうまくいっちゃうんですよね(笑)。
中村:
そうそう。モグオやセイヤに相談しても、きっと何もならないから、やっぱりナナのことはちゃんと認めているんだと思う。リュウジの件は、状況的に考えてナナが犯人ではないはずだと冷静に分析できているし。ただ、キョウヤはナナが殺人を犯したとして、その理由に興味を引かれているんじゃないかな。その好奇心が、夜中に女子寮に行く行動力を生み出しているのかも(笑)。

大久保さんはナナ役として、対キョウヤに対して、ほかのキャラクターに対するときと演技のアプローチに違いはありましたか?

大久保:
かわいこぶっているときはほかの人たちと接するときと基本的に変わらないんですが、キョウヤに対しては慎重になっている部分がありますね。ひとつミスをしたら、そこを拾われちゃう怖さがあるんです。しかも、死なないし。心の中で悪態をつきつつ、「どこかにいなくなってくれないかな」という気持ちで演じている部分はありました。それから、大久保瑠美個人としては、キョウヤはすごく好きなキャラクターなので、その気持ちが表に出ないように注意していました。
中村:
僕は、キャストが決定するまで、ナナを誰が演じるのか、イメージがわかなかったんですよ。悪者に見える立ち位置だけど、悪者じゃない。でも、悪者に聞こえる芝居をしなければならない。本心では正義感で動いているけれど、それを見せるとミスリードになっちゃうし。人を殺すときのダークな雰囲気も、後半に入るとどんどん悪者感が減っていき、覚悟を決めた上で行動していくから、その重みをだすのが難しそうだなと思っていました。だから、大久保さんが演じられているナナを聞いて、そのメリハリの付け方や切り替え方は、すごく適したものなんだなと感じました。
大久保:
今のコメントの音源がほしいですね!
中村:
褒めてるから?(笑)
大久保:
そうです!(笑)

中村さんは、対ナナに対しての演技はどう考えていましたか?

中村:
僕は、キョウヤはナナのことを嫌っているわけではないと思うんです。それに、思い込みで「あいつが犯人だ」とは言わないだろうから、ナナが犯人だと確証を持っているとき以外は、心情的にはフラットであることを志していますね。物語の流れ的に、ナナをずっと疑っているように見えてしまいますが、僕はできればそうではないようにしたいなと思いながら演じていました。
大久保:
中村さんとは今回初めてご一緒したんですが、ものすごく原作を読み込んでいらっしゃるんですよね。私は、どうしても原作をナナの目線で読んでしまうんです。でも、中村さんはキョウヤの目線ではなく、読者の目線で読まれた上で考察し、芝居に活かしている。新しいお芝居の方法を教えてもらった気がして、私ももっとフラットに読み込めるようになりたいなと思いました。

本編には、人をだましたり、出し抜いたりなど、恐ろしさを感じさせるシーンもありますが、お二人が見ていて怖いなと思ったシーンは?

大久保:
怖いというのと少し違いますが、第8話で死んだ高梨カオリの部屋にナナが訪れていたことがバレそうになって、キョウヤに追い詰められるシーンがあるんです。ナナは前日からユウカやシンジと戦ってヘトヘトなのに、キョウヤには無限の体力と時間があると感じさせられる。さすがに負けそうだなと思って、そこは苦しかったです。
中村:
キョウヤが問答無用でナナの部屋の前まで行ったところです。男子寮と女子寮はわかれているのにいるんですよ、女子寮に。
大久保:
ナナが部屋のドアを開けたら、そこに座っていましたよね。
中村:
そうそう。女子寮に入るのはたぶんダメだと思うし、セキュリティー面の問題もあるし。普通に何も考えずにいっているっぽいところが怖かったですね。

アフレコの思い出は?

中村:
ほとんどナナがしゃべっているなって。
大久保:
そうなんですよ! 私、監督やスタッフの方に「呼吸しないと人は死ぬんです」「息を吸わせてください」って言ったくらいです。
中村:
原作を読んだときからそうかなとは思いましたが、本当にナナしかしゃべらない話数が多くて。
大久保:
キョウヤやジンさんも時々しゃべってくれるんですが……。
中村:
ほかは全員聴き手だからね。キョウヤは犯人を追い詰めるときだけしゃべるので、とにかく大久保さんが大変そうだなと思っていました。
大久保:
セリフ量だけなら平気なんですが、モノローグのセリフとオンゼリフを切り替えなきゃいけなかったのが大変でした。もちろん、ナナを担当させていただけて嬉しさが最初にありましたが、できるのかな……と思うところもあって。でも、周りの方がとても頼りになったので、収録はすごくスムーズでした。あと私、中村さんにどう話しかけていいものか迷ったんですよ。話しかけたら「うるさい黙れ」って言われないかなって思って……。
中村:
僕をどういう人間だと思ってるの(笑)。
大久保:
初めてご一緒したからですよ! でも、それを察してくださったのか、中村さんから声をかけてくださることが多くて。下野さんもですが、普段ご一緒できない方と一緒に仕事ができて、先輩方から気を遣ってくださって、すごく頑張ろうと思えました。
中村:
キャストのバランスはよくなかったもんね。
大久保:
いやいや(笑)。
中村:
正直、僕はジンのほうが年齢が近いので、決まるならそちらだろうと思っていたんですよ。でも、キョウヤに決まって、じゃあ周りの人はどうなるのかなと思って……。結果、大久保さんだけ少し下で。ミチル役の中原さんも同い年ですし、下野は……まぁいいか。
大久保:
語ってあげてください!(笑)
中村:
下野はすぐ死んじゃう役だから(笑)。中原さんも大久保さんからしたら年齢的に上になっちゃうけれど、立場は逆ですよね。
大久保:
そうですね。
中村:
ミチルがナナに寄っていくから、どうなるのかなと思っていたんですよ。でも、実際の収録では全然問題なかったですし、バランスはちゃんと取れているんだなと思いました。
大久保:
途中から出てくるキャラのキャストが新人さんだったりもしましたよね。それもあってか、後半、私と中村さんしかしゃべってないシーンなのに、スタジオに見学の方が10人くらいいたことがあって。(※アフレコは2019年実施)
中村:
スタジオの席が全部埋まってたよね。
大久保:
そうなんですよ! あの空気は珍しいなと思いました。

本編もついに次回が最終回です。ぜひ、ここまで見てくださった方にメッセージをお願いします。

大久保:
石井リュウジの事件の犯人が誰なのかはもちろんですが、物語としても最終回で一度ケリがつきます。そのつき方がどうなるのか、最後まで見届けてください。
中村:
原作も続いていますから、当然続きも見たくなるような展開になっていますが、アニメだけをご覧になってきた方にとっては、衝撃的な終わりになると思います。この先が気になる方は、最後まで見ていただいた上で、要望を声にしていただけたらと思います。いろいろと考えたくなる展開ですので、まず最後まで見てください。よろしくお願いします。

キャスト連載インタビュー

第11回 空野フウコ役・鎌倉有那

原作を最初に読んだ時の印象をお聞かせください。

初めはポップな絵柄や個性的なキャラクターが、すごく可愛らしいと思いました。 ですが内容は予想だにしない展開の連続で…。 気が付いたら一気に最新刊まで読んでいました。 特に原作第1話を読んだ時の衝撃は今でも忘れられません。

演じるフウコついての印象、共感できるところ、違うところを教えてください。

フウコはしっかり者で落ち着いていて、すぐに慌ててしまう私とは違ってすごく素敵な女性だと思います。 でもフウコのリュウジに対する想いのように、好きなことに対してすごく一途なところはちょっと共感できるなと思いました。 私も好きなモノの話になると、周りが見えなくなるくらい熱くなってしまうので分かる気がします。


フウコは、当初、リュウジ殺害に関して犯人ではないのかと感じさせる存在でした。最初こそ、淡々とした雰囲気でしたが、11話ではリュウジが亡くなったことを悲しむという姿も見せました。島の中ではごく普通の人間らしさも感じられるフウコを演じる際に意識した点を教えてください。また監督や音響監督からのディレクションで印象に残っていることはありますか?

個性的なキャラクターの多い作中において、フウコは比較的おとなしい女の子だと思います。その分、内に秘めている感情はすごく大きいと思うんです。 収録の際、初めのテストでは少しおどおどしたフウコを演じさせていただいたのですが、音響監督の森下さんから「フウコは澄んだ心を持った、芯の強い女性」だとディレクションを頂きました。その時、とても腑に落ちたのを覚えています。 感情とのバランスを意識しつつ、芯の強いフウコを崩さぬよう愛情をもって演じさせていただきました。


フウコが能力を使ってキョウヤにぶつけたシーンは、キョウヤのキズも相まって、かなりインパクトのあるシーンでした。能力を使ったシーンを映像で見た感想は?  また能力を使う演技で心がけた点をお聞かせください。

原作でもすごくインパクトのあるシーンだったのですが、アニメでは想像以上の血しぶきにびっくりしました! 「本当に大丈夫!?」と私もフウコと同じように、キョウヤさんに駆け寄ってあげたくなりました。 でも、普段糸目のフウコがカッと目を見開くこのシーンは、やはり一番のお気に入りシーンでもあります。 演じる時も、「今なら私もこの能力が使える!」と思うくらいフウコと同じ動きをイメージして演じました。 もちろん能力は使えませんでしたが…(笑)、気持ちは圧縮して飛ばしたつもりです!


もし、フウコと同じ「気体を圧縮して飛ばせる能力」が突然発現したら、ご自身はどうすると思いますか? また、作中で登場する能力の中で、使ってみたいと思うものがありましたらお聞かせください。

まず自分自身を浮かせられるかどうか、いろいろと試してみると思います。 ただ私の周りに不老不死の方はいないし、日常で戦う機会もないので能力が使えたとしても持て余してしまいそうな気がします…(笑) 使ってみたい能力は、私は昔から生物や化学の実験観察が大好きなので、毛穴ほどまで小さくなれるリュウジさんの能力を使ってみたいです。 葉っぱの上でお昼寝したり、ミジンコや微生物とお友達になったりしてみたいです!

フウコの恋人だったリュウジに対して、鎌倉さんの個人的な印象は?

どんな時でもコメディやユーモアを忘れない、すごく優しい人だと思います。 人のために何かしてあげられる人ってすごくカッコいいと思いました。 私の「こうなりたい!」という性格の理想形かもしれないです。


フウコの恋人であるリュウジ殺害犯を探してくれていたナナとキョウヤにひと言伝えるとしたら?

難しいですが…今後の物語を考えてあえてひと言伝えるとすれば 「気を付けてくださいね…!!」と二人に言ってあげたいです。

今、改めて感じる『無能なナナ』という作品の魅力とは?

特別な能力を持っている“敵”との闘いを、ナナと一緒に挑んでいく感覚を味わえるところはこの作品の魅力のひとつだと思います。 未知の脅威の謎を解く頭脳戦、欺き欺かれの悔しさや爽快感を主人公と一緒に味わえる。 そして何よりも、誰が敵か味方かわからないというスリル感! 良い意味で毎回予想を裏切られる、そんなゾクゾクする魅力がたっぷり詰まっていると思います!

最後に、このインタビューを読んでくださっている皆さんへメッセージをお願いします。

読んでくださっているタイミングは皆さまそれぞれかと思いますが、いよいよ『無能なナナ』も第11話ということで終盤に差し掛かって参りました。 フウコが事件とどう関わっていくのかも勿論、ナナやミチル達の関係がどうなっていくのかも、是非注目して観ていただければと思います。 ここまで読んでくださっているということは、きっと皆さま『無能なナナ』が大好きなのだと思われますので、どうかご一緒にフウコのことも応援していただけますと幸いです。 その際は、私からも精にいっぱいの愛を皆さまお送りさせていただきますね。 …参ります!!

キャスト連載インタビュー

第10回 橘ジン役・遊佐浩二

原作を最初に読んだ時に、特に印象に残ったシーンやエピソードがありましたらお聞かせください。

とにかく、可愛らしいキャラクターに騙されました。 もっとほのぼのとしている作品だと思っていたので、1話は衝撃的でした。 ナナオくんはかわいそうでしたね・・・・・・・・・・・・アニメで演じておられた下野さんも(笑)

ジンに共感できるところはありますか? また、逆にまったく共感できないところは?

この先の展開にも関わるのであまり言えませんが、動物に優しいところは共感できますね。 共感できないところは、僕は血みどろのサイキックウォーを生き残れないだろうというところです。優しいので(笑)


ジンは、今回のアニメではほぼナナとしか会話をしていませんが、ナナ以外の学園の生徒で、このキャラクターと話しているところを見てみたい、というキャラクターはいますか?理由も合わせてお答えいただければと思います。

ミチルちゃんでしょうか。 彼女に化けてるだけで会話することがないので。 でも彼女には化けやすいから無理かな。


10話での「人を化かす程度の能力で血みどろのサイキックウォーを生き残れたはずもあるまい?」と言い放つジンには圧倒的な存在感がありました。このシーンを見た際の感想を教えてください。

まだ観てはいないんですが、 死線を超えた人間にしかわからない重みがあるので ナナを圧倒するためがんばりました。


もし、ジンと同じ「能力をコピーし、姿形を変える能力」が突然発現したら、ご自身はどうすると思いますか? また、作中で登場する能力の中で、使ってみたいと思うものがありましたらお聞かせください。

この現実世界で姿形を変える必要があるのかというと難しいですね。 記憶まで共有できるわけではないでしょうから、バレそうですし。 ただ、動物にも化けられるようなので都合の悪い時には飛んで逃げたいですね。 あ、でも荷物が持てない・・・ 使いたいのはテレポーテーションなんですが フィーチャーされたキャラは使っていないんですよね。 じゃあ、武器になりそうな氷で!

ひとりで人類の敵と戦い続けようとするナナに、今何かひと言もの申すとしたら?

ジンには勝てないと思うよ。


今、改めて感じる『無能なナナ』という作品の魅力とは?

殺害の手口というのも謎解きのような面白さがあるのですが 実は人間関係や様々なキャラの内心が見えてくるところが魅力だと思います。 表向きだけではわからない人間の内面を楽しんでください。

最後に、このインタビューを読んでくださっている皆さんへメッセージをお願いします。

この後どうなるのか、非常に先が待ち遠しい展開になっていると思います。 ご安心ください。 ジンは負けません!必ずナナを倒します(ウソ) そして次回から「有能なジン」になります(ウソ) とにかく応援してくださいね!

キャスト連載インタビュー

第9回 犬飼ミチル役・中原麻衣

原作を最初に読んだ時の印象をお聞かせください。

まんまとやられました。そっちだったのか!と。

演じるミチルついての印象、共感できるところ、違うところを教えてください。

見た目は可愛くてフワフワした子犬のような女の子なんですけど、信念をしっかり持っていて実は強い女の子だと思います。一度好きになった相手をとことん信じるところは共感できるんですけど、人を見る目は私のほうがあると思います(笑)


ミチルはナナの正体(場合によってはミチルを殺すことも辞さないと思っている)を知らないままナナをいい人だと思ってそばにいるキャラクターです。とにかく人を疑うことを知らない純粋な女の子ですが、演じる際に意識した点を教えてください。また監督や音響監督からのディレクションで印象に残っていることはありますか?

彼女はナナをとことん信じているので、ナナと会話をしているときのセリフが嘘っぽく軽くならないように気をつけました。 監督、音響監督からのディレクションで印象に残っているのは、「ナナしゃん」が「ナナさん」に聞こえないようにクリアに「しゃん」を発音してくださいというオーダーです。 最初のころは「ナナしゃん」を結構録り直しました。

5話でナナから「何か見ちゃいましたか?」と迫られたシーンも印象的でした。殺意を持ってナナに迫られるシーンを見た感想を教えてください。

笑顔で迫ってくるナナがめちゃめちゃ怖かったです。ミチルちゃん逃げて!!って。


9話ではジンが化けたミチルも登場しました。ジンが化けたミチルを演じる際に心がけたこと、普段のミチルと特に変化させようと思ったところはありますか?

ジン役の遊佐さんに先に演じていただいて、できる範囲でお芝居を寄せられたらと思いながら演じました。 普段のミチルは少し引っ込み思案でおどおどした子なので、呼吸を浅めに演じているのですが、ジンは堂々と自信があるようにみえるようにミチルより深めに呼吸するよう心掛けました。


中原さん個人としては、ミチルはナナに少しの疑問も持っていないという感覚で演じられたのでしょうか?

もちろんそう思って演じています。少しでも疑うと、それがお芝居に出てしまうので。

ミチルは、ツネキチやカオリなど、自分の命を削ってでも人を助けようとするシーンが多数ありました。そのなかでも特に印象的だったシーンを教えてください。

ミチルちゃんは傷口をなめて治癒するんですが、その描写がアニメになって動くとどうなるか楽しみにしていたので、最初に能力を使ったシーンがとても印象に残っています。 想像していた以上に子犬感があって可愛かったです。


もし、ミチルと同じ「人を癒やせる能力」が突然発現したら、ご自身はどうすると思いますか? また、作中で登場する能力の中で、使ってみたいと思うものがありましたらお聞かせください。

人を助けられる職業につきたいなとは思うんですけど、血とかスプラッターが苦手なので、人の傷口を直視して舐めれるか不安です(笑)使ってみたい能力は…今はカオリちゃんの短距離瞬間移動です。

9話の時点で、ミチル役としてナナに伝えたいことはありますか?

他愛ないことで笑って、幸せを感じて生きて欲しいです。

今、改めて感じる『無能なナナ』という作品の魅力とは?

ナナやキョウヤが繰り広げる頭脳戦はもちろんですが、ナナの気づきというか揺れ動いている心理描写が魅力的だなと感じています。

最後に、このインタビューを読んでくださっている皆さんへメッセージをお願いします。

ここから更に色々な展開が待っていますので、最後まで一瞬も見逃さず楽しんでいただきたいです!

キャスト連載インタビュー

第8回 羽生キララ役・堤雪菜

原作を最初に読んだ時の印象をお聞かせください。

ツインテールの可愛い女の子がまさかの!!!!とシンプルに驚きましたし、能力者がいる世界だけど主人公は無能力で闘うという設定も新鮮で、良い意味で期待を裏切られた面白い作品だなと思います。

キララは8話で毒針を刺され、ナナに解毒薬ももらえないまま殺されてしまいます。しかも、その後モグオに火葬されることになります。その事実を最初に知った時の感想を教えてください。

アニメで名前のあるキャラクターを演じさせていただけたのは今回が初めてだったこともあって、殺されてしまうと知った時はやっぱりショックでした。アリバイ作りの為という理由も相まってキララへの同情がより一層強くなりましたが、ただその最期も含めてキララという存在だと思うので、アニメでもしっかりとキララらしく最期まで生きてほしいなと思いながら8話も収録に挑みました。


演じるキララついての印象、共感できるところ、違うところを教えてください。

キララは第三者からみて、良い意味でも悪い意味でも本当に分かりやすいキャラクターだなという印象です。ミチルちゃんをいじめているのは勿論良くないことですが、何故か100%憎めないのは、素直だったり分かりやすく裏表がないからだと思います。だからこそナナちゃんにあんなにも呆気なく殺されてしまいましたが…。 普段の私を知る方が、キララの役が私だと知って驚くくらいには似てなくて違うところばかりです(笑) 強いていうなら、騒がしいところは似ていて共感できます!


キララは4話でミチルをいじめていたり、カオリを「ビッチ」と言ってしまうようなキャラクターでしたが、演じる際に意識した点を教えてください。また監督や音響監督からのディレクションで印象に残っていることはありますか?

アニメの収録期間中は、自分の思いつく限りのちょっとした悪いコトをノートに書き出して行動に起こす自分を想像したり(実際には何も悪いことはしていません!)人と会話してる時も性格の悪い返事を頭の中で考えたり(実際には言っていません!)して、演じる時には最善の意地の悪い状態を作って、それが私の通常運転だと意識していました。そのことに集中しすぎていたせいか、収録中の記憶がほぼ飛んでしまいました。

またキララの登場シーンで印象的なところを教えてください。

やはり8話でキララが呆気なく殺されてしまうシーンは印象的でしたが、それ以外でいうと2話の水辺での訓練です。漫画にはキララの台詞はなかったので、仲良しのフリをしてミチルちゃんをいじめているシーンではありますがキララがちゃんと授業を受けていることが分かって嬉しかったです。笑


キララは残念ながら能力を使えるシーンがありませんでした。もし能力を使うシーンがあったとしたら、どんな活躍を見たかったですか?

キララの能力は唾液を毒にできることなので、逆に毒で弱ってしまった人を助けるシーンがあったらキララの株も上がるので演じている私としては見てみたいです! 毒は薬にもなると聞いたことがあるので、きっと人助けもできるはず!アリなんじゃないでしょうか??ぜひ番外編等ご検討よろしくお願いします。


もし、キララと同じ「唾液を毒にできる能力」が突然発現したら、ご自身はどうすると思いますか? また、作中で登場する能力の中で、使ってみたいと思うものがありましたらお聞かせください。

キララは毒針で殺されちゃったので、そうならないようまず毒に耐性のある体作りをすると思います。自分をひたすら噛んで鍛えて物理的に強い人になってから、口喧嘩した相手にちょっとだけ使用することにします。 氷使いであるセイヤくんの能力を使ってみたいです。某氷のお城が作れたら素敵ですよね。

残念ながら合わせて犠牲になってしまったカオリについて、堤さん個人はどんな印象を持っていましたか?

類は友を呼ぶなーと。8話以外の登場シーンではキララとペアで登場していたので、常に意識していたキャラクターです!キララはアニメでも命を落とす瞬間が描かれておりますが、カオリちゃんはそのシーンが無かったので、その分どんなに苦しかっただろうと想像し胸が痛みました。

キララを殺したナナに、何かひと言もの申すとしたらなんと言いたいですか?

アリバイ目的で殺すのはいかがなものかと思います!!!! でも、毒の能力を持ったキララに毒を使って殺すのはナナちゃんらしい皮肉というか、潔くて逆にちょっとカッコ良かったです。

今、改めて感じる『無能なナナ』という作品の魅力とは?

頭脳戦、体力戦その両方を味わえるのはこの作品の魅力だと思いますし、最初は偉い人に従って動いていたナナちゃんが改めて自我を問い葛藤していく姿も見所です。それぞれに信じる正義があるからこそ、ぶつかり合うキャラクターの真っ直ぐさに心が動かされるのだと思います。

最後に、このインタビューを読んでくださっている皆さんへメッセージをお願いします。

読んでいただきありがとうございます、羽生キララ役の堤雪菜です。 ミチルちゃんのあまりの可愛さに心が締め付けられそうになりましたが、キララを演じさせていただく身として、全力で楽しくいじめさせていただきました。「こやつめ…!!!!」と思っていただけていたら本望です。 一ファンとしてこれからの漫画の展開もとても楽しみですが、アニメのぜひ動き喋るキャラクターたちを最後まで一緒に見届けてくれると嬉しいです。 次は誰が殺されちゃうのかな?!



第8回 高梨カオリ役・小坂井祐莉絵

原作を最初に読んだ時の印象をお聞かせください。

え!?こんな笑顔の可愛い子が人殺しちゃうの?? とびっくりしました。 最初、「無能なナナ」と作品名だけ聞いた時は、ポンコツというか抜けてる女の子のほのぼのとしたストーリーかなと思っていました!!まんまと騙された...(笑)

カオリは8話でナナの策略によって殺されてしまいます。その事実を最初に知った時の感想を教えてください。

他のキャラクターと違い、回想シーンでしか殺されるシーンが無くて、叫び声も上げずに死んでしまうのが印象的でした。 叫び声ある...!と思ったら、発見者の声でした...笑 叫びたかった〜〜!!!!!


演じるカオリついての印象、共感できるところ、違うところを教えてください。

性格は、自分とは真逆ですね。 カオリは、キララと一緒にミチルちゃんをいじる強めな女の子なのですが、私は、後輩からもいじられるようなタイプなので...(笑) 共感ではないですが、カオリの物事をはっきり言える所が憧れます。 黒髪のギャルというのも個人的にツボでした。

カオリはキララと一緒に4話でミチルをいじめていました。キララからは「ビッチ」と呼ばれてしまっていましたが、そんな彼女を演じる際に意識した点を教えてください。また監督や音響監督からのディレクションで印象に残っていることはありますか?

最初のテストの時、キララと声質が似ていて、キャラクターの調整したのを覚えています。 「ビッチ」というのもあったので、少しキララより大人っぽいというか、大人の世界を知っている(と思い込んでいる)高校生を意識して、少し低めの落ち着いたトーンで演じました。


またカオリの登場シーンで印象的なところを教えてください。

やっぱり殺されてしまうシーンですかね。 キョウヤからの疑惑を晴らすためという理由もですが、キララと喧嘩したまま死んでしまうというのが切なかったです。喧嘩の原因のコンタクトが凶器というところも...。 あの世で仲直りしてると嬉しいですね。

カオリは残念ながら能力を使えるシーンがありませんでした。もし能力を使うシーンがあったとしたら、どんな活躍を見たかったですか?

短距離瞬間移動の能力なので、生徒がナナに殺されちゃう絶体絶命なところを格好良く助け出して欲しいですね!! (他人を助けるタイプじゃなさそうだけど(笑)) キララとの共闘シーンも見たいなぁ。

もし、カオリと同じ「瞬間移動できる能力」が突然発現したら、ご自身はどうすると思いますか? また、作中で登場する能力の中で、使ってみたいと思うものがありましたらお聞かせください。

絶叫アトラクションが凄く苦手で毎回びびって乗れないので、瞬間移動の能力があったら乗ってみたいです!(怖くなったらすぐ地上におりれるので(笑)) あと、仕事帰りは、絶対能力で直帰します(笑)

残念ながら先に犠牲になってしまったキララについて、小坂井さん個人はどんな印象を持っていましたか?

キララは、カオリとミチルちゃんをいじめてはいたけど、凄くやんちゃなだけで可愛らしい部分もあるのじゃないかと思います。 キララ役の雪菜ちゃんは、作品を通して仲良くなれて2人でスイーツバイキングに行ったりしました〜!


カオリを殺したナナに、何かひと言もの申すとしたらなんと言いたいですか?

せめて、悲鳴くらいあげさせてくれーーー!!!!(笑)

今、改めて感じる『無能なナナ』という作品の魅力とは?

息をつく間も無く、次々と展開していくストーリーと、キャラクターですかね。 一人一人に物語があって本当に全員が魅力的なんです!! ナナの心情の変化も注目ポイントですね!

最後に、このインタビューを読んでくださっている皆さんへメッセージをお願いします。

インタビューを最後まで読んでくださりありがとうございます! 「無能なナナ」という作品は本当に面白くて私も、原作を一気読みしてしまいました。 アニメのこれからの展開も一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです♪

キャスト連載インタビュー

第7回 佐々木ユウカ役・富田美憂

原作を最初に読んだ時の印象をお聞かせください。

キャラクター一人一人にドラマがあって、サスペンスだけではない楽しさもある素敵な作品だなと思いました。 裏切られたと思ったらまた裏切られる!いい意味で先が全く読めない展開にハラハラドキドキです。

ユウカは7話でナナによって殺されてしまいます。しかも、大好きなシンジを動かすためのテストの答案も捨てられた(と思い込まされる)絶望感を抱えたまま死ぬ形になりました。その事実を最初に知った時の感想を教えてください。

原作を初めて読んでユウカを見た時に、「この子はきっといい子なんだろうな」と思っていたので本当にビックリでした。シンジに対しての愛情をこれでもかというほど感じていたので、すごくすごく切ない気持ちもありましたね。 シンジを殺してしまったことは変えることのできない事実だけど、彼女の過去のことを思うと、あのテストの答案の切れ端がユウカにとって唯一の心の拠り所だったのかなと思います。


演じるユウカついての印象、共感できる点、自分とは違うところを教えてください。

シンジに対するユウカ程ではないですが、私は弟をすごく溺愛しているのでそこは少し似ていると言えなくもないですね(笑) 私は嘘が下手ですぐ顔に出てしまうので、そこはあんまり似てないかな…。動物アレルギーの嘘は見事でした!


ユウカは6話では元気で快活な女の子。7話になると実はシンジに執着していたナナ曰く「ストーカー」的な存在でした。ロマンチストでありながら、シンジとの仲を裂こうとする人間には冷徹に追い詰める面も見せ、さらにはナナに答案を奪われてからは怯えた姿を見せるなど、感情の起伏の激しい子でした。そんなユウカを演じる際に意識した点を教えてください。また監督や音響監督からのディレクションで印象に残っていることはありますか?

正体がナナにバレてしまうシーンがすごく印象に残っているのですが、シンジのことを話している時とナナを追い詰めている時とで、明確に声色と喋り方を変えて欲しいとのディレクションがありました。 シンジのことを話している時はとにかく乙女に、ナナを追い詰めている時は無機質で冷たくというようにかなりギャップをつけましたね。 そこで違和感というか、不気味さが出ていたらいいなと思いながら演じていました。 「思いっきり情緒不安定にしてもらって大丈夫です!」と音響監督の方も仰っていたので、これでもか!というくらいやらせていただきました。


ユウカの登場シーンでは、ナナに殺される直前の怯えや、「もっと何かを盗んでおけば良かった」とつぶやく狂気的な部分も特に印象的でした。原作でも「何かを盗んでおけば~」のシーンは黒をメインとしたインパクトのある画でしたが、実際アニメでそのシーンを見た時の感想を教えてください。

アフレコの時からかなり絵ができあがっていたので、率直な感想は「怖っ!」でした…(笑) 原作を読んだ時からかなり鳥肌が立った印象的なシーンだったので、その鳥肌をアニメでも感じていただけるように色々アプローチを考えました。 気持ち悪さが出ていたらいいなと思います。恐らくこのシーンを演じている時は私も人には見せられないような相当酷い顔をしてたかと…。


もし、ユウカと同じ「死体を動かせる能力」が突然発現したら、ご自身はどうすると思いますか? また、作中で登場する能力の中で、使ってみたいと思うものがありましたらお聞かせください。

私はゾンビなど、ホラーがすっごく苦手なのでおそらく使えないと思います…。 自分で使って自分で怯えそうです。逆にミチルちゃんのヒーリングは使ってみたいです! よく膝に痣を作ってしまうので手早く治せたら便利だなぁ。。。

富田さんの個人的な感想として、ユウカのシンジへの思いはどう感じられましたか?

ナナちゃんに「ストーカー」と言われていた通り、かなり行き過ぎた重い愛情だったとは思いますが、 それもユウカにとっては「恋」という感情だったんだなと考えると一概に「悪」とは言えないのかなと思います。 そう考えると、形は歪んでいたかもしれないけど、彼女も恋する女の子なんですよね。かなり歪んでいたけれど、、、。


ユウカを殺したナナに、何かひと言もの申すとしたらなんと言いたいですか?

針を刺すなら答案を返してから刺して!!!

今、改めて感じる『無能なナナ』という作品の魅力とは?

ユウカを演じて思ったのですが、どのキャラクターも少なからず自分なりの「正義」を持っているんですよね。 自分にとっての正義が誰かにとっては悪になったり、それもこの作品のテーマでもあるんじゃないかなと私は思いました。 キャラクター一人一人の心情に向き合ってみると、より楽しめるのが本作の魅力になっております。

最後に、このインタビューを読んでくださっている皆さんへメッセージをお願いします。

こんな素晴らしい作品でユウカという女の子を演じさせていただくことができて本当に光栄でした! ただ怖いだけじゃない、ユウカの魅力や人間性がよりアニメで皆さんに伝わっていたら嬉しいですし、私自身この作品、そしてユウカという女の子がより好きになりました。 アニメはまだまだ続きますので、皆さんも一緒に推理しつつ引き続き楽しんでいただけたら嬉しいです!

キャスト連載インタビュー

第6回 風間シンジ役・二ノ宮愛子

原作を最初に読んだ時の印象をお聞かせください。

予想を裏切る展開がこれでもかと言うくらいに詰まっており、一度読み始めたら止まらなくて、一晩で既刊を一気に読み切ってしまいました。読んだ後の満足感がすごかったです。

演じるシンジついての印象、共感できるところ、違うところを教えてください。

シンジくんは既に死んでいて年齢も肉体も止まったままなので、他のクラスメイトより小さいのがかわいいなぁと思いました。自分との共通点は、根暗なところと昼間ずっと部屋に引きこもっているところです。違うところは、怒りっぽいところでしょうか。


(実際はユウカに操られての状態でしたが)シンジはどこか達観したような冷静なタイプのキャラクターでした。そんなシンジを演じる際に意識した点を教えてください。また監督や音響監督からのディレクションで印象に残っていることはありますか?

息遣いや振り向きのアドリブを入れた際、「シンジはもう死んでるから」とディレクションを頂き、ただ死体の声帯が動いているだけなんだと気付きました。感情についても「ユウカの考えるシンジ」として、ユウカちゃんが勝手に喋らせているだけなので、あまり意思のない淡々とした感じを意識しました。


6話では、(実際はユウカでしたが)ツネキチの死体を動かしたり、襲ってきたナナを押さえつけたりと、かなりインパクトのある行動を取ることが多かったですが、映像で見た際の感想を教えてください。(特にツネキチの死体を動かして登場したシーンは、かなり印象的でした)

漫画でもドキドキしたシーンでしたが実際に動いている映像を見ると、ホラー映画のようでより面白かったです。個人的に、ツネキチくんの死体が自分で棺桶のフタを持って閉めているところがかわいくてお気に入りです。

もし、シンジと同じ「ネクロマンシーの能力」が突然発現したら、ご自身はどうすると思いますか? また、作中で登場する能力の中で、使ってみたいと思うものがありましたらお聞かせください。

飼っていたペットたちを生き返らせてずっと一緒に居たいです。でも自分が死体役を演じて、ここに心はないんだなぁ…と思ったので、やはり渋沢くんの「時間遡行」を上手にアレコレ使ってお金持ちになりたいです(笑)

二ノ宮さんから見て、ユウカのような女の子はどう思いますか?

元気で明るくて、自分とは正反対の性質ばかりの女の子なのでかわいいなぁと思います。感情の起伏も激しいので、お友達になったら少し大変かもしれません。


シンジとユウカを殺そうと襲ってくるナナに、何かひと言もの申すとしたらなんと言いたいですか?

山に散った死体の処理だけお願いします…。

今、改めて感じる『無能なナナ』という作品の魅力とは?

「今の自分の理解が回収できるのは一体いつになるんだろう?」と、最新話を読んでいる今も思わせてくれる作品です。キャラクターの魅力を語ろうにも、物語が進むにつれて自分の持つ彼等への印象がどんどん変わって行くので上手に語れません。「誰が正義なのか?」「誰が良い子なのか?」「それは本当なのか?」と、深く考えずにはいられない、そんな脳みそがシワシワになるような面白さがある作品です。

最後に、このインタビューを読んでくださっている皆さんへメッセージをお願いします。

とにかくナナちゃんの頭脳バトルがかっこいいので注目してみてください!シンジくんも登場する6話と7話は特にかっこいいナナちゃんがたくさん見られると思います。初めてこの作品に触れる方は勿論、原作・アニメのファンの方々と一緒に『無能なナナ』という素晴らしい作品を引き続き楽しんでいけたらいいなと思っています。

キャスト連載インタビュー

第5回 葉多平ツネキチ役・田丸篤志

原作を最初に読んだ時の印象をお聞かせください。

実は原作を読まずにアフレコに臨みました。アニメの放送1話ずつを、先の展開が分からないドキドキを味わうために、アフレコが終わってからも我慢しています。最終回が終わるまでは…!

ツネキチは5話でナナに殺害されてしまいます。そのことを知った時の感想を教えてください。

これまでに出てきた死んでしまうキャラの中で、2話分に渡って生きていたのは初めてだと言われ、2回現場に行けるのが嬉しかったです。でも4話後半と5話前半なので、登場時間としては変わらないんですけどね。

演じるツネキチついての印象、共感できるところ、自分とは違うところを教えてください。

あまりに違いすぎて共感できるところは全くないです! でも、絶対に変えられない未来に心が折れ、努力しても無駄だと性格が曲がってしまったのは自分でもそうなってしまうかもしれないなと思いました。


ツネキチは「ゲスな性格」と言われるほどに自分本位なキャラクターです。そんなツネキチを演じる際に意識した点を教えてください。また監督や音響監督からのディレクションで印象に残っていることはありますか?

確かに今のツネキチはゲスなんですが、そうなってしまう理由があり、最初からそうではなかった。ただの悪人ではない、という意識は持ちながら演じました。


ナナを殺人犯ととらえると、ツネキチはナナに頭突きをしたり、攻撃を加えることができた数少ないキャラクターです。そうした活躍シーンを見ての感想を教えてください。

ツネキチの能力は上手く使えばナナを倒すことが出来た非常に強いものだと思っています。だからこそ、これ以上調子に乗るなよ…?と4話の時点で思っていました。

ナナに対して優勢だったツネキチが、毒針を刺されて死を間近にする。その絶望感というか、残念ながら手玉に取られてしまったシーンを見た際の感想を教えください。

ああ!だから調子乗るなと言ったのに!というのが素直な想いです。でも、ツネキチの油断を除いても、ナナの恐ろしさがさらに強まったシーンでもあると思います。


もし、ツネキチと同じ「未来を念写できる能力」が突然発現したら、ご自身はどうすると思いますか? また、作中で登場する能力の中で、使ってみたいと思うものがありましたらお聞かせください。

現場で自分が台本に書き込んだ指摘を見て、お芝居のクオリティアップに役立てます。 使いたいのは「短距離瞬間移動」でしょうか。雨のときに役立ちそうです。

ツネキチを殺したナナに、何かひと言もの申すとしたらなんと言いたいですか?

もちろんアニメ作品という前提ですが、「他の人は良い人だったけど、ツネキチはゲスな面があったから同情しにくいよね?」ですかね。現場でそんな話をしました。

今、改めて感じる『無能なナナ』という作品の魅力とは?

高レベルな思考のやり取りだと思っています。心の声が多い作品ですが、些細な発言ミスも正体バレに繋がる中で、表に出す言葉一文字にすら気を遣っている緊張感がとても惹きつけられます。


最後に、このインタビューを読んでくださっている皆さんへメッセージをお願いします

ツネキチは田丸がこれまでに演じたことのないようなキャラクターです。皆さん各々の受け取り方で魅力ある人物に映っていたら嬉しいです。 ツネキチは死んでしまいましたが、毎話先の読めない展開を最後まで一緒に楽しみましょう!

キャスト連載インタビュー

第4回 郡セイヤ役・手塚ヒロミチ

原作を最初に読んだ時の印象をお聞かせください。

原作を読んでの感想ですが、誰もが衝撃を受けたであろうナナオの例のあれで驚き一気に引き込まれました!笑 ナナとキョウヤの頭脳戦は常にハラハラドキドキでした。

演じるセイヤついての印象、共感できるところ、違うところを教えてください。

セイヤについての印象は…見た目通りでした(笑) 違いだとセイヤの自身に対する自信を持てているのはいいなと羨ましく思います!


殺伐とした物語の中で、能力者でありながら、セイヤはあまりその渦中にはおらず、モグオとともにムードメーカー的な立場にいます。ちょっとオーバーなくらいにキザなところのあるセイヤを演じる際に意識した点を教えてください。監督やシリーズ構成の志茂さんは、モグオとセイヤが出てくると場が和むのでシリアスな物語の中では助かる存在だったとおっしゃっていましたが、ちょっとコミカルなシーンではどんな演技をしようと考えられていましたか?

モグオとセイヤは能力も含めてとても立ち位置がわかりやすいキャラなのだと思います。  ですので、演じるうえでは氷の能力者でキザで女の子が好きということがわかりやすく言葉にのったらいいなと思い演じさせていただきました。 コミカルなシーンではとにかく大きく大きくリアクションをしてモグオとのシーンではモグオ役の中島君に実際に負けないように!という気持ちで演じていました。


また監督や音響監督からのディレクションで印象に残っていることはありますか?

ディレクションとはちょっと違うかもしれませんが、ある話で入れたアドリブで皆さんに笑ってもらえたのはとてもうれしくて印象に残っています!

セイヤは1話でのモグオとのバトルも迫力がありました。能力を使うシーンでの演じ方でこだわった点をお聞かせください。

バトルシーンではアドリブを入れすぎないでポイントで力をこめて氷のクールな印象に感じてもらえるように意識しました。


セイヤ自身はまだ気付いていませんが、2話では自分の能力が結果的にヨウヘイを死なせる要因のひとつになってしまっています。このことを知った時の感想を教えてください。

これはですね・・・えぇ!って思って、ただただナナ怖いってなりました(笑) ごめんねヨウヘイ・・・。


もし、セイヤと同じ「いろいろなものを凍らせることのできる能力」が突然発現したら、ご自身はどうすると思いますか? また、作中で登場する能力の中で、使ってみたいと思うものがありましたらお聞かせください。

とりあえず夏場にアイスを溶かさないで食べられる! 常温の飲み物をキンッキンにすぐできるってのがめちゃくちゃ便利だと思います! 選べるならデメリットは怖いですがヒーリングが素敵な能力だと思います。

4話では、みんなを誘導してナナがリーダーにまでなりました。セイヤを欺き続けているナナに、何かひと言もの申すとしたらなんと言いたいですか?

嘘をついていてもいいので、セイヤは生かしておいてあげてください(切実)

今、改めて感じる『無能なナナ』という作品の魅力とは?

まさにタイトルを見て読み始め、ナナオの衝撃をうけ、誰もがそれこそ最初にナナに欺かれてストーリーが動き出すっていうところを含め、緊張感のある頭脳や心理戦、その中でナナ自身の心の変化など…とにかく数え切れません! とっても引き込まれます。

最後に、このインタビューを読んでくださっている皆さんへメッセージをお願いします。

たくさん書かせていただきましたがとっても素敵な作品です。 是非ご覧の皆さんと一緒にドキドキ、ハラハラしながら視聴していきたいです。 無能なナナ、楽しみましょう!ありがとうございました!



第4回 飯島モグオ役・中島卓也

原作を最初に読んだ時の印象をお聞かせください。

「この後一体どうなってしまうんだ」というハラハラ感がずっと続いて、気が付いたら最新巻まで読み終わっていました。 どのキャラクターにいつ何が起こってもおかしくないので一瞬も油断できませんでした!

演じるモグオついての印象、共感できるところ、違うところを教えてください。

傍から見ると、うるさくて迷惑に感じられるところもありますが、仲間のことを大切にする兄貴的な存在です! 「自分が一番だ」と強気でありながらも、モグオの強気な発言に動じない人に対してはひるんでしまうところや、ナナオの心配をしつつも素直になれないところはかわいくもあり人間らしくて共感します。 僕はモグオみたいに常に堂々とはしていないのでそこは見習いたいです。


モグオは、自身を「炎の貴公子」と呼べと言ったり、セイヤには強い口調で相対することができる一方、キョウヤやヨウヘイといった圧のあるタイプには弱いようです。そんなモグオを演じる際に意識した点を教えてください。 監督やシリーズ構成の志茂さんは、モグオとセイヤが出てくると場が和むのでシリアスな物語の中では助かる存在だったとおっしゃっていましたが、ちょっとコミカルなシーンではどんな演技をしようと考えられていましたか?

モグオは作品の中で一番のびのびと思ったままに感情表現をしている裏表のないキャラクターだと思うので、彼のその場ごとの感情を思いっきり表現できるようにまず自分が思いっきり楽しむようにしていました。 コミカルなシーンは「面白くしよう」と意識をするというよりは、モグオらしく演じていれば自然と場が和むと思ったので、モグオらしさ以外はあまり意識することはありませんでした。


また監督や音響監督からのディレクションで印象に残っていることはありますか?

音響監督の森下さんと1話の収録後にお話しさせていただいた時、「セイヤ役の手塚さんはこれからどんどんセイヤらしいクセを出してくると思うから負けないようにもっと好きに演じていいよ」と言って頂きました。それからはモグオとして「セイヤには負けないぞ!」と猪突猛進に演じました!

モグオは1話でセイヤとのバトルもありました。能力を使うシーンでの演じ方でこだわった点を教えてください。

モグオの能力自体はシンプルですが、その分ストレートに強力なので勢いや厚み、熱量は誰にも負けないように演じました。


もし、モグオと同じ「炎を発生させることができる能力」が突然発現したら、ご自身はどうすると思いますか? また、作中で登場する能力の中で、使ってみたいと思うものがありましたらお聞かせください。

スーパーで買ってきた刺身を炙ります。ただ、加減ができなくて燃えカスになる未来が見えました(笑)他だと、時間に関係する能力にはあこがれがあるので、ヨウヘイの過去に戻れる能力が使いたいです!好き放題に過去を改変したいです!

4話では、みんなを誘導してナナがリーダーにまでなりました。モグオを欺き続けているナナに、何かひと言もの申すとしたらなんと言いたいですか?

ナナちゃん!もうちょっとモグオも危険人物扱いしてあげて!!

今、改めて感じる『無能なナナ』という作品の魅力とは?

ナナやキョウヤ、狙われるキャラクターそれぞれの視点で多面的に物語を追いかけたくなるストーリー展開がほんとに素晴らしいです!次の展開を真剣に予想して毎回裏切られるのが快感になります!

最後に、このインタビューを読んでくださっている皆さんへメッセージをお願いします。

毎回次の話が待ちきれない程の展開が続き、時間の経過が遅く感じて、もどかしい思いをされているかと思います。 これからも期待は裏切らず予想を裏切る『無能なナナ』らしい怒涛の展開が続くのでお楽しみに! モグオとセイヤのわちゃわちゃもよろしくお願いします(笑)


キャスト連載インタビュー

第3回 小野寺キョウヤ役・中村悠一

原作を最初に読んだ時の印象をお聞かせください。

作品に参加するまで(オーディションを受けるまで)本作に触れる機会がなかったのですが、仕掛けられたギミック、先の読めない展開、魅力的なキャラと、面白い要素が多くあっという間に既刊分を読み終えました。

演じるキョウヤについて印象、共感できるところ、違うところを教えてください。

仏頂面から誤解されやすいキャラクターだと思われます。共感を覚えますね(笑)


キョウヤは冒頭からナナの行動を怪しんでいる一方で、「オラついている」という言葉の意味を知って微笑みながらメモを取るような不思議な面も見せるキャラクターです。そんなキョウヤを演じる際に意識した点を教えてください。また、監督や音響監督からのディレクションで印象に残っていることはありますか?

音声を入れるにあたってキャラクター性は意識しましたが、それよりも会話、ドラマ、を重視して演じたく、淡々と長いセリフを読み上げるのは見ていて面白くないかもな、と色々と試すことが多かったです。 原作より少し人間味が出てきているかもしれませんね。


ナナにナナオの腕時計を見せたりするなど、ずっとナナの行動を疑っているキョウヤですが、確信までにはいたっていません。疑いの演技をする際、中村さんとしてはどのくらいナナの犯人度が高いという気持ちで演じられましたか?(9割方ナナが犯人だろう、くらいか、もしくは半々くらいの疑いか……)

ナナに限らず、気になったものはすべて疑ってかかる、常に明確な答えを欲している人物と思い演じていました。なので疑う時は100パーセントですし、それは犯人を捜してやろうというよりは真実への探求心かと思っています。


3話での校務員室爆破からの、炎に包まれたまま飛び出してくるシーンはとても衝撃的でした。その後、「不老不死」と明かすシーンもとても印象に残ります。このシーンの映像を見た感想をお聞かせください。

死なないんだなぁとしか(笑) ここまで各キャラの能力を明かすところは印象的に作られていますが、キョウヤの能力を見抜いていた方も少ないのかなと思います。


もし、キョウヤと同じ「不老不死」の能力が突然発現したら、ご自身はどうすると思いますか? また、作中で登場する能力の中で、使ってみたいと思うものがありましたらお聞かせください。

最近年齢のせいかガタも増えてきてますから…不老はあこがれます(笑) 本当に死なないんですかねぇ、試すのも怖いですね。

キョウヤがずっと疑い続けているナナに、何かひと言もの申すとしたらなんと言いたいですか?

友達になろう!

今、改めて感じる『無能なナナ』という作品の魅力とは?

前述したところを魅力に感じます。

最後に、このインタビューを読んでくださっている皆さんへメッセージをお願いします。 無能なナナ、アニメ楽しんでいただけていますでしょうか?

予想を超えた展開がこれから先も連続していきます。 原作を読んでたとしても、アニメならではの楽しみを提供していきたいと思っていますので、是非楽しみにお待ちくださいませ!


キャスト連載インタビュー

第2回 渋沢ヨウヘイ役・増田俊樹

原作を最初に読んだ時の印象をお聞かせください。

このさき脅威になるであろう能力者たちを、その前に対処する漫画は読んだことがなかったので、とても斬新で面白い世界観の漫画だと思いました!

ヨウヘイは2話でナナに葬られてしまいます。このことを知った時の率直な感想は?

ナナの手際の良さにこの後も一人、また一人と速やかに消されていくんだと思うと、1話丸ごとヨウヘイ回をいただけてよかったなと。

演じるヨウヘイについての印象、共感できるところ、違うところを教えてください。

僕も食べ方が汚い人は嫌いですね。僕自身、箸の持ち方汚いんですけど。


演じられているヨウヘイは正義感が強く、自分は絶対に間違わないと信じているキャラクターです。ナナからは「歪んだ考え」だと思われていましたが、そんなヨウヘイを演じる際に意識した点を教えてください。また、能力を使って体力を消耗した際の演技でのこだわりなどもありましたら教えていただければと思います。

全能感と言いますか、自分の考えには間違いがなく、周りの優秀な人間でさえも自分に並ぶことのできる珍しい有能な人間だと判断するような、自信に溢れた人物像を描きました。 能力発動ケースによって疲弊具合を変えています。


監督や音響監督からのディレクションで印象に残っていることはありますか?

丼をかっこむシーンはSEで豪快な食べっぷりを表現すると思っていましたが、当日「アドリブください」と言われたのが結構新鮮でした。 ご飯を食べる際にあぐあぐ食べたことがないので、苦戦しました。


ナナに向けて「すぐに戻ってきます」と手を上げて能力を使うシーンは、2話の中でも特別凛々しく、かっこよさも感じられました。このシーンの映像を見た感想を教えてください。

バイバイ、渋沢。


もし、ヨウヘイと同じ「過去に戻れる能力」が突然発現したら、ご自身はどうすると思いますか? また、作中で登場する能力の中で、使ってみたいと思うものがありましたらお聞かせください。

もし「過去に戻れる能力」が使えたら、基本悪事に使ってしまうと思います。(笑)

ヨウヘイは、今の時間に戻ってきて、凍った湖の底に沈んでしまいました。ナナは手を合わせていましたが、ヨウヘイを欺いたナナに今、何かひと言もの申すとしたらなんと言いたいですか?

あと1話、生かして欲しかった。せめて回想だけでも。


今、改めて感じる『無能なナナ』という作品の魅力とは?

無能力な人間が、工夫を凝らし能力者たちを秘密裏に葬っていく。 ダークファンタジーでありながら、歪な価値観を持ってしまった能力者たちを倒す、爽快感もあります。物語の結末が読めないのも魅力だと思います。

最後に、このインタビューを読んでくださっている皆さんへメッセージをお願いします。

1話、2話と怒涛の葬りにびっくりされている方も多いかと思います。 アニメシリーズ、まだ始まったばかりです!(笑)先の読めない展開を毎回楽しんでください!

キャスト連載インタビュー

第1回 中島ナナオ役・下野 紘

原作を最初に読んだ時の印象をお聞かせください。

一見、異能青春ストーリーかと思いきや、様々な憶測と裏切りが飛び交う、「どサスペンス」だったのには驚きましたし、面白いと思いました!

演じるナナオについての印象を教えてください。また、共感できるところ、違うところを教えてください。

印象としては、少し消極的な普通の男の子という印象でした。お父さんにだったり、クラスメイトにだったり、いろんなことが重なり自信をなくしてしまう気持ち、すごくわかります。

ナナオは1話でナナに崖から落とされてしまいます。このことを知ったときの率直な感想は?

ナナオ役をいただいて、「やった!レギュラーが決まった!」という喜びも束の間、「え?もう出番終わり!?マジか…」というどん底に落とされた気分でした!(笑)

演じる際に意識した点を教えてください。また監督や音響監督からのディレクションで印象に残っていることはありますか?

原作でもそうなんですが、アニメもナナオが主人公であるように見せて……というところで、視聴者を驚かせたいという意図があると聞き、その上で、最初はダメダメだけど、最後皆を救う時にはヒーローのように力強く、という演技指導がありました。

ナナオの登場シーンで印象に残っているところは?

第一話、まるっと……なんですが、あえてあげるなら、やっぱり最後のシーンですかね。ダメダメだったナナオがクラスの信頼を勝ち取り、自信を取り戻し、ナナといい感じになってたところからの突き落としのシーン。まさに天国からの地獄…… いやぁ、怖かったなぁ。


作中で気になっているキャラクターはいますか?理由も教えていただければと思います。

キョウヤも気になりますが、犬飼ミチルが気になりますね。このクラスの中でどちらかといえば、ナナオタイプの彼女がどんな活躍を見せるのか、そして中原がどう演じているのか、いろんな意味で気になります!


収録現場の雰囲気はどうでしたか?

かなり前なので、おぼろ気ですが……若い人たちがいっぱいだなって思いました。と同時に、自分もだいぶ先輩になったんだなぁと感じました。 当たり前っちゃ当たり前なんですが、しみじみそんな風に思ってた気がします。

実際に映像を見た感想を教えてください。

収録の際はそこまで気にならなかったんですが、改めて見ると気になるところが色々ありました。確かにナナオにとってつらいシーンや悔しいシーンもあるけど、所々ナナオの表情が少し怖かったり、全体的に映像が暗い気がしたりと、もしかして意図的なものなのかな……なんて思って、細かいとこまで見てしまいました。


「もし、ナナオと同じ「人の能力を無効にできる能力」が突然発現したら、ご自身はどうすると思いますか? また、自分が能力者だったらどんな能力を使ってみたいと思いますか?」

いや、「能力を無能にできる能力」って……能力を使える人がいないと、あるかどうか分からないかと。だからナナオも、自信をなくしたわけですしね。 使えるなら、やっぱ「瞬間移動」です!!うまく活用すれば、自分の時間をすごい作れそうだし。5mとか短距離でも欲しいです、通り抜けみたいに使えば、これまた時間短縮になると思うので!むしろ、今すぐ欲しいっ!!

ナナオを陥れる形となったナナに今、何かひと言もの申すとしたらなんと言いたいですか?

何故、ナナオに手を合わせていたんだい?別の選択肢はなかったのかい? オレの出番を返してくれ〜!!(笑)


作品の見どころ、注目ポイントの紹介をお願いします。

やはり、ナナの目的と『人類の敵』ではないでしょうか?ナナオを突き落としたナナは、何者なのか?『人類の敵』に打ち勝つことができるのか? ぜひ、TVアニメで確認してください!

今、改めて感じる『無能なナナ』という作品の魅力とは?

主人公かと思われたナナオが突き落とされたように、どうなるのか分からない驚きの展開が『無能なナナ』の面白さだと思いますし、原作とアニメでは若干の違いがあったりもするので、その辺りも楽しんでみてはいかがでしょうか?

最後に、このインタビューを読んでくださっている皆さんへメッセージをお願いします。

残念ながらナナオはいなくなってしまいましたが、ナナをはじめとした、個性豊かなキャラクターたちがどんな活躍をみせるのか、最後の最後までご覧ください!よろしくお願いします!!

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